小さな家は天井がたか〜い!

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小さくても

広々大空間です

天井が高くなる吹き抜けの天井や吹き上げ天井は

コストとして、例えばログハウスなどは通常の坪単価と同じ金額になる場合や、一般住宅の自由設計の家でも50%〜80%になる場合があり、つまり、坪単価が@60万円の場合、8畳の吹き抜け天井で120万〜240万になる場合もあり、当初、家族の間で決めていても、いざ、建築メーカーを決め、打ち合わせ段階になって諦める方も多々いらっしゃいます。

そして、小さく家を建てる場合は、よりコスト優先で諦めてしまう方も多いのでは?

でも、小さくても天井が高いと満足感はひとしおです。

デュホームアンドガーデンだから出来る夢の一つですね。

天井の高い家は、お子さんの情操教育にも良いと言われますが、ほぼ家の中に居る愛犬や愛猫も大喜びですね。f:id:kt44:20190508173144j:plain

ツーバイフォーと在来工法の違いはご存知ですか?

ツーバイフォーの特徴として、サブフロアを作ってそこで壁を作り立ち上げます。

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二階や小屋裏、ロフトなども同じく、サブフロアを張ってから壁を作ります。ですから床の上に柱が来ますから、例えば、一階で万が一、家事になったとしても、直ぐに壁の中を火や煙が通って燃え上がる事はありません。逆に柱が一階から二階に繋がっている場合は壁の中を火や煙が真っ直ぐに、しかも、煙突効果でより、強く燃え広がります。数々の震災はありますが、建物に大きなダメージを与え、死亡者数も多いのは火事です。先ず火災に強い家である事は大切ですね。

 

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※画素は在来工法


因みにサブフロアも無く、直接フローリングを貼るのが、在来軸組工法。軸組工法で合板を張る事を捨て張り工法と言います。サブフロアはメインのフロアの為のサブで、心強く感じますが、捨て張りって言葉は軽んじて感じてしまうのは私だけでしょうか?色々な意味で大切なはずですが😅


弊社では、このサブフロアは普通のフローリングの厚さ12mmに対して24mm。小さな家でも同じです。
 
剛性や耐力にも優れますが、万が一の火災でも厚さがある事で延焼し難いなります。

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仕上がるとこんな感じです。

見える化で疑似体験

家を作る時にはどんなイメージからでしょうか?
広いリビングがあって、子供たちの部屋、雑誌や知人の家を参考にしたり、モデルハウスなんかを見学をしたり。
実際に観たイメージからが多いのではと思います。
私の場合は基本的に、建てるご家族のオリジナルな家を出来るだけお勧めしたいと考えて、パースを使って見える化する事で、実際に観る疑似体験をしていただきます。

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外断熱の家

外断熱の家、もちろん、コンクリート造の家は外断熱は有効だと思いますが、一時期、流行った木造住宅やプレハブ住宅の家の外張り断熱を外断熱の家とうたって、猫も杓子もでしたね。今はあまり聞かないです。どうしてでしょうか?元々、木造住宅では室内側で気密をとって、構造部で断熱材を充填しての高気密高断熱が、世界的な主流です。外断熱の場合は構造部の外側で気密と断熱を取ります。それは日本の独特で、確かに日本の工業製品は優秀ですが、住宅はあくまで国内消費で、グローバルな競争も無い、それは単純な付加価値を付けて商品としての安易な差別化でした。先ず一番は構造材の外側で気密を取る事は構造材が通気されない大きな欠点があります。そして、外断熱は断熱材が発砲ウレタン系で断熱と気密を取る…つまり大きな地震の際は、建物揺れで断熱材が変形し、気密に大きなダメージを与えてしまいます。大きな地震と言えば…東日本大震災。この地震で、外断熱はフィードアウトしました。さり気なく。確かに住宅の進化は目覚ましものがあります。ただ、長い年月で培われたものを基準に進化することが大切だと思います。奇をてらう技術では無く、実績に裏付けされた技術を単に流行りや風潮に惑わされる事がないことが大切ですね。

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プラットフォーム工法

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プラットフォーム工法
 

木造枠組壁工法は19世紀に北米で生まれ、現在のプラットフォーム工法を主流としたツーバイフォーとして、アメリカなど北米でマイホームの基本的な構造として愛されています。日本では、プラットフォーム工法の前身であるバルーンフレーム工法で建てられた札幌の時計台(1876年)が有名ですが、大磯にある旧木下邸は、1913年に発行された『建築画報』6月号に写真が掲載されている建物と思われ、現存する国内最古のツーバイフォー住宅と言われています。

アメリカでツーバイが愛される理由の一つとして、増改築がし易い事があげられ、逆に日本では増改築が難しい!?の評判の方が、よく聞かれるのでは…

日本の気候風土に合わない?日本でも本当は、歴史があってその耐久性が実証されても尚、このようの情報は多いのが、現実ですが、現在の在来工法と呼ばれる主に行われる工法は、大断面の伝統の軸組工法とは違い1960年から発達した簡略化された工法で、歴史観や伝統などにはあまりこだわらず、機能や性能を元に本当に自分たちに合ったもの、出来れば貴重な森林資源を有効に、地球に優しい価値観を持って合理的に検討して頂く事も一つの選択ではないでしょうか。